介護を通して思ったこと

祖母の介護を通して思ったこと

私の祖母が去年92歳にして天国へ行きました。現在の日本人の寿命は、男性が76.64歳、女性が86.34歳です。その中で92歳まで長生きしてくれて、祖母は私にとって誇りです。

 

でも天国に行くまで祖母を支えたのは、父と母による介護でした。祖母が病気で倒れてしまい、ベッドに寝たきりになってからが介護の始まりです。

 

母が祖母のベッドまでご飯を持っていって食べさせてあげたり、父はトイレに連れて行ったり、階段をおんぶしてあげたりと、力仕事もかなりありました。父もすでに60代なので、汗をかきながら介護をしていました。正直、父も母もいつも疲れていました。もちろん介護は全く楽な事ではないのは誰もが分かっています。

 

出来る事なら自分の親も将来いつか介護するような寝たきりにはならない事を願っています。しかしもし自分が年齢を超え、介護される側だったらどんな気持ちになるでしょう?私だった家族に介護をしてもらえるほど幸せな事はありません。そう考えると、自分の親にも今までの感謝の気持ちも込めて介護をしてあげたいと思います。

 

祖母は天国行く前日に私に笑顔を見せてくれました。きっと実の息子や家族の皆に支えられてとても幸せだったのではないでしょうか。もしそうであったら残された私達家族も頑張って介護をして良かったと思えるものです。

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