骨折してしまった母親の介護
私は50代の男性会社員ですが、昨年、同居している70代の母親が不慮の事故から骨折してしまいました。事故と言っても、車に跳ねられたとかではなく、雨上がりの泥濘で滑って転んでしまったと言う軽いものでしたが、年老いた母には無視できるケガでは済みませんでした。たったそれだけの事故でも利き腕である右手を骨折してしまったのでした。
幸い右手以外は無事だったので、入院まではしませんでした。一応入院こそしませんでしたが、その日から約一ヶ月間、毎日のように通院して治療をしていました。そしてその間、私と家内と父と三人で、利き腕を使えない母のサポートをしていました。
働き者だった母は、炊事、洗濯、掃除を、家内と共に仲良くやってくれていました。しかし、それも思うようにできなくなり、しかも、トイレや入浴も1人ではやや不自由するようになってしまいました。そんな母の姿を見て、「ああ、父母もどんどん歳を取り、そのうちに体も弱ってきて、介護が必要になるのだろうな…」と、しみじみと感じたものでした。
このように老人介護は、私にとっては決して他人事ではありません。それどころか、介護は目前に迫っている課題かも知れないのです。母の骨折を通して、私はそのことを強く感じました。
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